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(募集終了)ロケットの回収後フェアリングの活用方法を募集します

[2012.02.20]

衛星を守るフェアリング(こちらの宇宙輸送ミッション本部のWEBサイトでもご紹介しています)は、役目を終えてロケットから分離した後、日本の海面に落下します。このフェアリングを企画やコンテンツとして活用した、商品開発などの新たな価値創出の可能性を検討するため、企業等から提案を募集します。

概要

  • フェアリングを活用した商品開発などの企画を企業等から募集し、JAXA内で評価・選考の上、意義の認められる提案に対して、提供可能数量の範囲内でフェアリングの断片を今回に限り無償で提供します。
  • 本募集は、JAXAが回収後のフェアリングにおけるコンテンツ性の可能性について検討する目的のため、販売実績などについて報告及びJAXAから提示するアンケートへの回答が求められます。


応募条件

  • 日本に本拠地を持つ企業または日本法人であること。
  • 主に日本国内での販売、活用を想定しており、加工・商品・発売等全て応募者の責任によって国内で実施できること。
  • 引き渡し後、半年以内を目処に商品化又は活用の機会を作る体制、資金等があり、企画の実現可能性が高いこと。


提供可能数量

ロケット号機、(簡易に裁断済みの)大凡のサイズを以下に示します。

ロケット号機 サイズ(cm)・枚数
H-ⅡA11号機(ETS-8搭載) ①180×120  1枚
②63×44  約10枚
③46×36  約10枚
④23×36  約20枚
H-ⅡB試験機(HTV技術実証機搭載)
①45×60  約50枚
②45×30  約50枚
H-ⅡB2号機(HTV2号機搭載)
①45×60  約80枚
②45×30  約10枚


スケジュール

  • 募集説明会(終了) : 平成24年3月1日(木)10:00~11:00
    場所 : JAXA東京事務所プレゼンテーションルーム
  • 応募締切 : 平成24年3月16日(金)12:00必着
  • 採用発表 : 平成24年3月26日(月)12:00
    WEBサイト(aerospacebiz.jaxa.jp)上にて発表
  • 引渡し : (契約書締結を条件)平成24年3月26日(月)~


審査方法

  • JAXAによる審査を経て採用の可否を決定します。
  • 審査の観点は、趣旨への合致、宇宙開発利用の広報普及、理解増進、教育、ビジネス利用拡大への貢献等です。
  • 採用の可否についての理由は開示しません。


提案書に記載する事項

  • 提案書は任意様式で結構ですが、企画概要、企画意図、応募条件を満たしていること、販売等予定数量・スケジュール等を含めて記載して下さい。
  • 提供可能数量を上限として、提供希望サイズ、数量及び必要面積を明記して下さい。(必要面積を基に事務局にてサイズに関わらず調整する場合があります)


注意事項

  • 応募は郵送のみとさせていただきます。
  • 応募形式が守られていない場合、応募は無効となります。
  • 複数の応募者の希望数量の積算の結果、提供可能数量をオーバーした場合、事務局が数量を調整する場合があります。
  • 引渡しに係る送料、企画、加工、商品、発売等についてはすべて提案者の費用負担とします。その他商品に関する責任(法令上の手続き等含む)についてはすべて提案者の責任で実行頂きます。
  • 利用に当たっての諸条件を明記した契約書を締結した後、実際の引渡しをいたします。
  • 公序良俗に反する企画、JAXA及びH-IIA/Bロケットのイメージを損なう企画は受け付けません。
  • JAXAが行う広報活動、イベント等で協力を求める場合があります。
  • 今後回収されるフェアリング(H-IIBロケット3号機等)については、希望状況、実績等を踏まえ、費用負担を含め対応を検討する予定です。
  • 採用されなかった企画書は速やかに破棄します。


お問い合わせ先、提出先

独立行政法人宇宙航空研究開発機構 産業連携センター
お問い合わせフォーム
※ご連絡までに日数がかかる場合もございますのであらかじめご了承ください。

提出先:

100-8260 東京都千代田区丸の内1-6-5
JAXA産業連携センター フェアリング係 宛


フェアリングとは

衛星フェアリングとは、ロケットの大気圏内飛行中に人工衛星に対する環境を守るために使用される覆いのこと。ロケットは空気中を高速で飛行するため、空気力とさらには空力加熱が作用する。人工衛星は、宇宙空間を飛翔することを目的としていることから打上げ中だけのために頑丈な人工衛星を作るのは不合理で、人工衛星をフェアリングで覆って保護し、空気の影響が無くなった高度で衛星フェアリングは投棄される。

H-IIBロケット試験機1号機のフェアリング
H-ⅡBロケット試験機1号機(フェアリングは5S-H型)
フェアリング分離
H-ⅡBロケットの場合、フェアリングは、高度約122kmでロケットから分離される。フェアリングには位置を特定する装置が組み込まれており、航空機及び海上保安庁の警備艇等で捜索され回収されている。
※宇宙の定義は、地上からの高度100km以上の高空とされている。


提供する部分

衛星フェアリング提供可能部位は下・右図囲い部分に示す、側面部分のパネル(シリンダパネル及びリアコーンパネル)の一部となります。提供するパネル部分はアルミハニカム構造であり、航空・宇宙分野はもとより、建築材、スポーツ用品、看板などにも実績がある構造様式です。

フェアリング提供可能部位

さらに、回収済みのフェアリングについては、細切れの状態に切断し、下図のような形(サイズ複数)で保管中です。写真は、10cm×10cmのもの。

フェアリング 細切れ
フェアリング 細切れ

参考サイト:
宇宙輸送ミッション本部「フェアリングのひみつ」


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