宇宙機の姿勢制御装置等の
磁気モーメントの測定、残留磁気の消去及び磁気姿勢の制御装置等の機能確認

地球周辺の宇宙の磁場にある宇宙機が自身の有する磁気によって姿勢を乱すことを防止するため、磁気試験設備による磁気モーメントの測定、残留磁気の消去及び磁気姿勢の制御装置等の機能確認を行う必要があります。
この設備は測定室、消磁室、前室、等価コイル室及び制御室から構成されています。測定室には3 軸ブラウンベック方式の主コイルが設置されており、等価コイル室で検出した磁気外乱及び地磁気変動を打ち消し、主コイル内の空間を無磁気の状態 にします。この無磁気の空間で、宇宙機電子機器の磁気モーメントをニアフィールド法により測定します。また、標準磁場による、磁気センサの校正を行うことが可能です。

部署 環境試験技術ユニット
設置場所 磁気試験棟
主コイル部 形式: 3軸ブラウンベックコイル方式
寸法: 最大直径15m
磁場均一度: ドーム中心の直径2.3m球空間において±2.5ナノテスラ(nT)以内
等価コイル部 形式: 3軸ブラウンベックコイル方式
寸法: 最大直径1.5m
磁気外乱制御部 外乱制御範囲: ±1000ナノテスラ(nT)以内
周波数特性: 0~10Hz(-3dB)
地磁気消去部 電流安定度: X軸及びZ軸 3×10-5/時間
         Y軸 1×10-3/時間
データ処理部 計測チャンネル数: 13CH
計測部 3軸フラックスゲート磁力計 4台
1軸フラックスゲート磁力計 1台

測定範囲: ±100,000ナノテスラ(nT)
精度: ±2%または1ナノテスラ(nT)以下
周波数特性: DC~10Hz(-3dB)

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