宇宙空間の高真空、冷暗黒を模擬

1mφスペースチャンバは、地上で宇宙空間の高真空、冷暗黒を模擬する設備です。この設備で宇宙機の熱設計の評価、耐環境性の確認を行うことができます。高真空環境を模擬するため、極低温ヘリウムガス(20K)が循環するクライオポンプが用いられています。冷暗黒環境を模擬するために真空容器内面に沿って液体窒素が循環する黒色のパネル(シュラウド)が用いられています。
本設備においては、QCMでベーキング効果を確認しながらのベーキングが可能となっています(加熱用のヒータ・治具、ベーキング後のチャンバ内清掃はユーザ負担となります)。また、クリーンブースによる清浄度管理が可能であるため、小型衛星等のフライト品の熱真空試験にも対応可能です。

部署 環境試験技術ユニット
設置場所 8mφチャンバ棟
寸法 シュラウド内有効範囲
 シュラウド使用時: 1,000mm(径)×1,380mm(長)
シュラウド不使用時: 1,280mm(径)×3,200mm(長)

真空容器: 横置円筒形
到達圧力 1.3x10⁻³Pa(CP使用時)
排気時間 / 大気圧戻し時間 約4時間/約4時間
シュラウド温度 100K以下(扉部・鏡部除く)
計測点数 最大 43ch
クリーンブース内清浄度 ISO14664-1 クラス8最大
(FED-STD-209D クラス100,000相当)

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