金星探査機「あかつき」(PLANET-C)は、火星探査機「のぞみ」(PLANET-B)に続く日本による惑星探査計画で、金星の大気の謎を解明することが目的です。赤外線、可視光線、紫外線で金星大気を撮影する5台のカメラと、気温などの高度分布を観測するための電波発振器を備え、金星を約10日で1周する楕円軌道を回りながら、大気の流れや組成、また雷や火山活動の有無などを調べます。
2010年5月21日に、H-IIAロケット17号機により打ち上げられた「あかつき」には、JAXAの小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」の他に、4基が相乗りしました(「UNITEC-1」を金星パーキング軌道に、他3基を地球周回軌道に投入)。

UNITEC-1/大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)

ミッション:
1.大学開発の宇宙用コンピュータの軌道上実証を「誰が最後まで生き残るか」というコンペ形アマチュア無線コミュニティと共同で深宇宙からの微弱な電波の受信・デコード技術実験
2.上記を通しての宇宙アウトリーチ
3.深宇宙での科学・工学ミッション(オプション)
UNITEC-1

WASEDA-SAT2/早稲田大学

ミッション:
1.QRコードの撮影実験
2.学生などへの画像提供
3.パネル展開による姿勢安定
Waseda Satellite Project

大気水蒸気観測衛星(KSAT)/鹿児島大学

ミッション:
1.集中豪雨予測を目指した大気水蒸気分布観測実験
2.マイクロ波帯高速通信による地球動画撮影
3.超小型測位衛星のための通信基礎実験
K-SAT(鹿児島人工衛星開発部会)

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