Small Satellite Conference

Small Satellite Conferenceは、当初小型衛星の開発に携わる研究者及び技術者のための情報交換の場としてスタートしましたが、現在では宇宙機器や利用サービスの最新動向を把握し、自社技術を発信するための世界最大の小型衛星関連の学会となっています。同時開催される展示会は米国内外からの小型衛星ビジネス関係者の展示・商談の場として広く認識されています。
日本政府も2016年より、展示エリアの一角に経済産業省の主導の下「ジャパンブース」を出展し、オールジャパンとして製品及び技術の紹介を始めました。本年は企業、大学、当機構を含む計22社・団体(下記参加団体リスト参照)が自社製品及び技術の紹介をTaggart Student Center のWest Colonyブースで実施します。高い技術を持つ日本企業が製造する衛星搭載用の通信機器や制御機器には高い関心が予想されています。

イベント概要

会期:2017年8月5日(土)~10日(木)
場所:米国ユタ州立大学
参加者数:2,400名
参加国:25カ国
出展数:144ブース

出展企業リスト

株式会社IHIエアロスペース、株式会イージステクノロジーズ、インターステラ テクノロジズ株式会社、
丸紅株式会社(インターステラと共同出展)、株式会社UCHIDA、株式会社エイチ・ティー・エル、
株式会社アドにクス、NECスペーステクノロジ―株式会社、川崎重工業株式会社、京セラ株式会社、
相模通信工業株式会社、シマフジ電機株式会社、株式会社スペースシフト、ソニー株式会社、
高砂電気工業株式会社、NPO法人HASTIC (北海道宇宙科学技術創成センター)、ヤマウチマテックス株式会社、
株式会社ワープスペース(以上、五十音順)、
経済産業省、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構、宇宙航空研究開発機構(JAXA)

株式会社イージステクノロジーズ


衛星基準の独自ハードウェア開発力と多分野多業種にリーチできる高精度なデータ分析、次世代型高精度位置測位技術までを同時提供するハイテクベンチャー

製品・サービス概要

極小型汎用記録計「Logger One」

お問い合わせ先

aegis.chino@gmail.com

NPO法人 北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)


主として北海道内の航空宇宙関連の研究機関や団体・個人会員による団体として2002年に発足。地域のアイディアと技術を活かして独自の研究開発を進め、新しい宇宙ビジネスの形成を目指している。

製品・サービス概要

北海道宇宙センターのポスター

お問い合わせ先

HASTIC 事務局:office@hastic.jp

株式会社エイチ・ティー・エル


ハイテク装置・機器の輸出入・メンテナンスとソフトウエア開発を行う商社です。宇宙関係では、株式会社アドニクスの送受信機の輸出、スウェーデンAAC-Microtecのアビオニクスの輸入を行っております。

製品・サービス概要

超小型衛星搭載用RF送受信機・地上局用送受信機

お問い合わせ先

営業開発本部本部長 筒井 昌
m.tsutsui@htlco.co.jp

株式会社IHIエアロスペース


IHIエアロスペース(略称IA)は、ロケットの開発及び製造販売を行っており、わが国独自の宇宙開発に多大な貢献をしてまいりました。SSC2017ではIHI Group単独ブース(ブース番号67)も出展しております。

製品・サービス概要

会社パンフレット

お問い合わせ先

有銘 崇
t-arime@iac.ihi.co.jp

インターステラテクノロジズ株式会社


インターステラテクノロジズ株式会社は大樹町、北海道広尾郡大樹町に本社工場、エンジン燃焼試験場から機体組立て、打上げ場を持ち、自社設備でロケットを開発しています。宇宙空間に到達するサウンディングロケット「モモ」に続けて、地球周回軌道に小型衛星を打ち上げるロケットの開発も進めています。

製品・サービス概要

サウンディングロケット「モモ」は、20kgのペイロードを一般的に宇宙空間とされる高度100km以上まで、低コストで打ち上げることができるロケットです。
約4分間の微小重力環境が得られ、ペイロードを洋上で回収することも可能です。
微小重力実験や高層大気の観測、高加速度条件などの打ち上げ環境を利用した技術試験、商品や企業等のPR活動、エンターテインメントなど、幅広い用途にご利用頂けます。

お問い合わせ先

info@istellartech.com

丸紅株式会社


当社及び連結子会社は国内外のネットワークを通じて宇宙分野含む広範な分野において、輸出入(外国間取引を含む)及び国内取引の他、各種サービス業務、内外事業投資等の事業活動を多角的に展開しております。
2016年1月、当社はインターステラテクノロジズ株式会社との国内外の顧客に対するロケット販売支援に関する業務提携を発表しており、同社と共にSmall Satellite Conferenceにおける展示を行います。

製品・サービス概要

"サウンディングロケット「モモ」は、20kgのペイロードを一般的に宇宙空間とされる高度100km以上まで、低コストで打ち上げることができるロケットです。
約4分間の微小重力環境が得られ、ペイロードを洋上で回収することも可能です。
微小重力実験や高層大気の観測、高加速度条件などの打ち上げ環境を利用した技術試験、商品や企業等のPR活動、エンターテインメントなど、幅広い用途にご利用頂けます。"

お問い合わせ先

丸紅株式会社 航空宇宙・防衛システム部 防衛ビジネス課
田辺真揮
Tel: 03-3282-7203
Fax: 03-3282-3706
E-mail: Tanabe-Masaki@marubeni.com

川崎重工業株式会社


川崎重工は船舶・鉄道車両・航空機・モーター サイクル・ガスタービン・ガスエンジン・産業プラント・油圧機器・ロボットなどの多彩な事業を展開する総合エンジニアリングメーカーです。

製品・サービス概要

デブリ捕獲システム: 川崎重工では、スペースデブリを軌道上から除去するための捕獲システムの開発を行っています。弊社が研究しているデブリ除去技術について、ウェストコロニーブースにて、ご紹介させていただきます。

お問い合わせ先

sugawara_yasutaka@khi.co.jp

京セラ株式会社


セラミック製造のリーディングカンパニー。我々のファインセラミック事業本部では、産業向け、航空宇宙向けなど様々な業界・お客様に適切なセラミック材料を提供することが使命です。
半導体業界、自動車業界、航空宇宙業界、情報機器関係などにセラミック材料を提供。
宇宙軌道での採用実績:気密材料のメタライズ部品やサファイア窓、その他セラミック部品。

製品・サービス概要

-セラミック(コージライト/SiC)ミラー-産業用セラミック製品など

お問い合わせ先

神浦 真亜 (カミウラ マサツグ)
masatsugu.kamiura.gt@kyocera.jp
TEL: 03-6364-5545
Mobile: 080-5760-8569

NECスペーステクノロジー株式会社


NECスペーステクノロジーは、NECの宇宙事業の一翼を担い、衛星搭載用の各種コンポーネントの設計・製造を行っております。

製品・サービス概要

衛星搭載用 Ku/Ka-band GaN SSPA

お問い合わせ先

ビジネス推進室
岡崎 雅彦
m-okazaki@da.jp.nec.com

シマフジ電機株式会社


シマフジ電機は2006年にJAXA、NECと共同でSpaceWireのプラットフォームであるSpaceCubeを開発以来、現在まで各種SpaceWireインタフェースボードや、ルータ、SpaceCubeMK2、SpaceWire-to-
GigabitEther等様々なSpaceWire製品を開発しています。

製品・サービス概要

SpaceWire-to-GigabitEther:
PCからドライバレスで800Mbpsのデータ転送を実現
FPGAにSpaceWire IP、TCP/IP EtherMACを搭載、ソフトウエアレス
ZDAQ BOARD:
Zynqを搭載したフライト用、CMOSセンサや各種インタフェースを備えた小型・高機能データ収集ボード
ZYNQXC7Z045、1GB DDR3、USB3.0、PCIexpress、GigabitEther、SpaceWire
LVCSI/O(96)、LVDSI/O(48pairs)

お問い合わせ先

info@shimafuji.co.jp

株式会社スペースシフト


SAR衛星データ解析ソフトウェアの開発・超小型人工衛星を活用した宇宙の利活用・衛星コンポーネントの企画開発・各種宇宙ビジネスのコンサルティング・宇宙関連イベント、メディアの制作運営・各種コンサルティング業務 ・WEBサイト制作 ・各種システム開発 ・WEBマーケティング支援 ・デジタルコンテンツの調達および流通の支援

製品・サービス概要

80万円で購入できる超小型衛星キット「ARTSAT KIT」は、2014年2月28日にH2Aロケットによって打ち上げられ、同年9月2日に大気圏に再突入するまで宇宙空間で動作し続けた、世界初の芸術衛星「INVADER」をベースとして企画されました。 ARDUINO互換のCPUを採用した「Morikawa」と名付けられ たミッションハードウェアは、C++で実装されたSDKを 使って簡単にプログラミングすることが可能です。

お問い合わせ先

info@spcsft.com

相模通信工業株式会社


相模通信工業㈱は昭和42年に創業して以来、基板実装屋としてはんだ付けの技術を培ってきました。ラジオやビデオの基板実装から始まり、電源基板、通信用基板、いまでは人工衛星の基板にも対応しています。製品毎に必要とされる仕様があり、その仕様を実現するための技術が必要です。私たちはお客様がプロダクトの企画・方向性を検討する上で、電装品の環境対応力をひろげるために、必要な設計から最適な工法を提案し、お客様と一緒に可能性をカタチにします。

製品・サービス概要

Cubesat用のBUSシステム
On Board Computer(WBCX-001)
Front Access Board(WBCS-002)
Back Plane Board(WBCS-003)

お問い合わせ先

営業課まで:045-741-7301

高砂電気工業株式会社


小型ソレノイドバルブ、ポンプの専門メーカーです。医療機器等を主な市場としており、その方面では日本国内トップシェアです。医療業界での経験を活かし、宇宙・航空用バルブの開発を進めてきました。
宇宙関連技術および製品
 ①10g (1/3oz)以下の超小型気体用バルブ
 ②宇宙ステーション内の各種実験機器に使用される超小型・軽量のポンプやバルブ。例えば細胞自動培養機用マイクロポンプ。

製品・サービス概要

極小型耐食電磁弁 FVシリーズ
極小型耐食電磁弁 NLVシリーズ
小型安価バルブ SMVシリーズ

お問い合わせ先

info@takasago-elec.co.jp

株式会社ワープスペース


株式会社ワープスペースは,筑波大学における6年間の超小型衛星開発で培った経験とノウハウを基に設立された大学発ベンチャーです。JAXAをはじめとする各種研究機関が至近である研究学園都市の利点を生かした技術開発で,人工衛星用各種モジュールや衛星管制地上局機器をローコストに提供して,個人レベルの予算で宇宙開発が実現できるようサポートいたします。人工衛星開発を始めてみたい,自分の宇宙機で遊んでみたい,といったご要望がございましたら,ぜひご相談ください。

製品・サービス概要

全天球カメラ搭載デモ衛星,自動追尾型可搬地上局アンテナ,超小型人工衛星用通信モジュール

お問い合わせ先

support@warpspace.jp

ヤマウチマテックス株式会社


当社は長年、眼鏡フレーム、時計バンド、医療用の材料を製造して参りましたが、近年では電子ビームを用いたチタン合金の三次元積層事業に力を入れております。
この技術で作られる部品やフレームは、皆様の宇宙関連ビジネスのお役に立つと信じております。自由なデザイン、部品点数の削減、製品の信頼性を向上させます。
完全にオリジナルなデザインの製品を1個から製造させていただきます。

製品・サービス概要

三次元積層技術を用いたチタン合金製キューブサット、キセノンタンク(イメージサンプル)

お問い合わせ先

山内隆嗣
0776-25-5600

宇宙航空研究開発機構


日本の宇宙開発及び航空機技術開発をリードする国立研究開発機構

製品・サービス概要

今回展示する製品はJAXAがこれまで独自に開発してきた「超臨界状態を利用した液ガス変換によるコールドガススラスタ装置」です。本品は既存装置に比較して小型で安価、安全なもので小型衛星用途として最適なものとなっています。今後の小型衛星の用途拡大に大いに貢献できるものであります。

お問い合わせ先

岡屋俊一;TEL 050-3362-7934