国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟で取得した船内環境データ(温度、湿度、風量、照度等)や微小重力環境を、宇宙デジタルツインに実装することで、宇宙環境をデジタル空間上に再現、オープンソースとして公開します。事業アイディアや技術アイディアをデジタル上で気軽に試す事を可能とし、宇宙を限られた専門家から誰もがアクセスできる環境に開放します。
これにより、軌道上での事業実施に向けた検討作業のコストやスケジュールを大幅に短縮し、事業の予見性が向上します。さらに、宇宙への打上げを伴わないデータ利用事業(ゲーム、配信、放送事業、バーチャル宇宙旅行など)の分野からの宇宙デジタルツインの利用も目指しています。
JAXAは、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟で取得した船内環境(温度、湿度、風量、照度等)や微小重力環境に関するデータや、宇宙ステーションの利用制約・環境条件に係る知見を提供します。