2022年10月より進めてきた鉄道の故障予測AI技術を宇宙機へ活用する事業コンセプト共創活動を拡大し、実運用環境での利用に向けた実証をおこないます。異常兆候検知AIを通じた衛星運用の品質の向上と業務効率化、これによるさらなる安定運用を目指し、将来的には、軌道上衛星の有効な利活用事業やリスクヘッジ事業の構想およびその事業性の検討をしていきます。
JAXAは、人工衛星の運用に関するノウハウや異常兆候に関する知見を提供し、今後の人工衛星運用の品質向上・業務効率化に資する知見を獲得します。それらの知見を、衛星コンステレーション等の衛星機体数増加に伴い効率化が求められる衛星運用への適用に活かしていきます。