BULL社が開発を進めるデブリ対策機器(PMD装置)をイプシロンSロケットに搭載し、人工衛星分離後も軌道上に残置されるロケット上段部をPMD装置によって早期に軌道から除去することの実現性検討を行います。
JAXAは基幹ロケットの高度化研究の一環として、軌道上に残置せざるを得ないロケット上段部のデブリ化抑制に向けた検討を行っており、本共創活動を通してこれまでのロケット開発及び運用で培った知見を提供し、イプシロンSロケットへPMD装置を搭載する場合の要求事項やインターフェース条件の検討を行います。