平成28年度採択案件/開発フェーズⅠ

共同研究実施体制

研究代表者: (株)湘南先端材料研究所
(代表取締役社長 谷本 敏夫)
JAXA研究者: 研究開発部門
(第四研究ユニット/研究領域リーダ 紙田 徹 他)


共同研究の背景及び概要

従来の一般的な繊維強化セラミックス(CMC)の成形法は、特殊な大型装置が必要となるため高コストとなり、また、含浸・焼成を繰り返す必要があるため生産性にも課題があります。
湘南先端材料研究所が開発したCMCは、プリプレグ積層後に焼成するという製造方法(一般的なCFRPの製造方法と同じ)であるため、高価な製造装置や製造プロセスを必要とせず、低コストであるという特徴を持っています。
JAXAが有する評価技術等を活かし、共同研究を実施することで、小型、軽量且つ安価なCMC部材の製品化を目指します。
また、本部材の開発により、今後の宇宙航空用高温部材としての貢献が期待できます。


共同研究終了後の事業展開

宇宙航空産業、自動車産業、防衛産業への市場展開を視野に入れ、製品化を目指します。


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