本共創では、東海クラリオンとATIが地域限定で自動運転レベル4の実現をめざし開発を進めている“YADOCAR-iドライブ”に、JAXAのセンチメータ級測位補強信号を活用した高精度単独測位「MADOCA-PPP」を適用することで、測位の精度向上と高速化を実証します。
JAXAは、低速のEVにおけるレベル4自動運転実現を目指すユーザの測位性能及び利便性を高めるため、MADOCAの“みちびき”L1/L5信号対応及び中国の衛星測位システムBeiDou3への対応を行います。加えて、MADOCAが生成する補正情報を用いた演算処理により高精度単独測位を行うユーザ測位用ソフトウェアであるMALIBを高度化し、従来20分程度必要としていた初期収束時間を1分以内へと短縮を目指します。