共同研究の背景及び概要
本研究では、ロケット、再使用型宇宙輸送機の機体構造を常時モニタし、運用中、材料・構造中に生じた歪、損傷等をリアルタイムで検知することにより、荷重等の同定を行う技術に関する研究を行う。
具体的には、左図中に示すような利点を有する光ファイバセンサを用いた推進薬タンク等の温度、歪等の計測システムの研究開発を行う。
本年度は、前年度に開発した、効率的なひずみ分布測定が可能な新規光ファイバひずみセンサモジュールの製品化に向けた性能向上および解析ソフトウェアの改良、そして、両者を組み合わせた実証実験を実施する計画である。