身近にある宇宙航空技術2
人工衛星やロケット、航空機などの開発を通じて蓄積された技術は、実は私たちの身近な生活にも役立っています。 本冊子では、水と安全に着目し、私たちの生活の中にある宇宙航空技術を追いかけました。 災害予防、災害救助や事故防止といった、「もしもの時」にそなえて、日々研究され、実用化されている技術を紹介します。 協力企業一覧(敬称略) 気象庁 独立行政法人土木研究所 ・水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM) ・水工研究グループ 国際航業株式会社 岐阜県東部広域水道事務所 公益財団法人 日本ユニセフ協会 キリン株式会社 有限会社大山甚七商店 全日本空輸株式会社 株式会社ブイ・アール・テクノセンター <目次> 水のゆくえをたどる 明日天気になあれ 衛星観測データで水災害を防ぐ 衛星からダムのゆがみを見る GPSで送水管へナビゲートする 富士の地下水の流れは絶えずして 焼酎酵母、宇宙へ 宇宙から地球の「雨」を見る 宇宙から陸地を詳しく測る 空の安全をささえる 飛行を再現し、操縦に活かす 突風をとらえ、揺れに備える 緊急時の空で、混雑をさばく