2021年4月に「科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律」が改正されました。
これに伴い、JAXAは、同法第三十四条の六に基づき、JAXAの研究開発の成果に係る成果活用事業者等に対して
出資並びに人的及び技術的援助の業務を行うことができることとなりました。

JAXAは、出資並びに人的及び技術的援助(以下、「出資等」)にJAXAが取り組む意義を以下のとおり設定し、
出資等をJAXA産業振興施策の一つの手段として活用していきます。

  1. JAXAの出資等によって、JAXAの研究開発成果等の民間企業による活用・事業化を促進し、研究開発成果等の最大化及び社会実装の実現に貢献する。
  2. JAXAの出資等によって、宇宙産業エコシステムの構築や異分野との糾合を図るオープンイノベーションを促進して、我が国の産業競争力並びに産業科学技術基盤の維持及び強化に寄与する。

上記を踏まえ、JAXA新事業促進部は、出資等の業務に取り組んでいきます。