ロケット・衛星
超低高度衛星技術試験機
「つばめ」
Super Low Altitude Test Satellite: SLATS
2017年に打ち上げられた「つばめ」(SLATS)は、300~180㎞の超低高度軌道を飛行する世界初の地球観測衛星です。この軌道は「超低高度軌道」と呼ばれ、大気抵抗が大きいため、これまでの人工衛星にとって未開拓の軌道領域です。「つばめ」はJAXAが培ってきたイオンエンジン技術を利用して、超低高度衛星を開発するための技術評価を行います。
ロケット・衛星
小惑星探査機「はやぶさ」
「はやぶさ」(MUSES-C)は、小惑星探査を目的に開発された探査機です。2010年6月に地球へ帰還し搭載カプセルをオーストラリアへ落下させ、その運用を終えました。現在、持ち帰ったイトカワ微粒子の分析を行っています。
ロケット・衛星
陸域観測技術衛星「だいち」
Advanced Land Observing Satellite "DAICHI" (ALOS)だいち(ALOS)は2006年に打ち上げられた地球を観測する人工衛星(陸域観測技術衛星)です。地図作成・地球環境把握・災害状況把握・資源探査などを目的に、地球を高精度で観測します。
現在、幅広い分野での利用が進んでいます。
ロケット・衛星
水循環変動観測衛星「しずく」
「しずく」(GCOM-W)は、宇宙から地球の環境変動を長期間に渡って観測することを目的としたミッションです。マイクロ波放射計を搭載する水循環変動観測衛星(しずく)(2012年5月打ち上げ)は、降水量、水蒸気量、海洋上の風速や水温、土壌の水分量、積雪の深さなどを観測し、地球の水循環の把握に貢献します。
ロケット・衛星
国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上約400km上空に建設された、人類史上最大の宇宙施設です。 その大きさは約108.5m×72.8mとほぼサッカー場ほどの大きさとなり、質量は約420トンにもなります。 ISS計画は、アメリカ、ロシア、ヨーロッパ、カナダ、日本など、世界15ヶ国が参加する国際プロジェクトであり、日本はその一部となる「きぼう」日本実験棟を開発しました。
ロケット・衛星
H-IIAロケット
H-IIAロケットは日本の主力大型ロケットです。日本初の純国産ロケットH-IIロケットで培われた技術をもとに、高い信頼性を確保しつつ、低コストで対応するためにJAXAが開発したロケットです。13号機からH-IIAロケットの打ち上げ事業を三菱重工業に移管し、JAXAは打ち上げ安全監理業務を実施しています。