フィジビリティスタディフェーズ
高精度到来方向推定法に関する基礎検証
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ユニットリーダー:株式会社KJTD(旧:日本クラウトクレーマー株式会社)
営業本部 販売促進部 部長 西谷 豊
ユニットメンバー:株式会社KJTD(旧:日本クラウトクレーマー株式会社)
営業本部 顧問 羽深 嘉郎
株式会社KJTD(旧:日本クラウトクレーマー株式会社)
販売促進部 陣内 さやか
JAXA研究者:宇宙科学研究所宇宙構造・材料工学研究系 教授 八田 博志
研究開発本部衛星構造・機構グループ 主幹研究員 宇都宮 真
複合材料(特にCFRP:炭素繊維強化複合材料)は、航空機、人工衛星・宇宙機器の構造体の主要材料として多く使用されている。 それら複合材料の製造段階の検査において、航空機では超音波検査が主に適用されているが、宇宙機器では水や油が接触することを嫌うため超音波検査が適用できず、タッピング、外観検査等を実施するのみであった。
本研究では、接触せずに、対象物の片側から大面積を短時間で検査でき、現場での検査が容易な赤外線サーモグラフィ法を更に改善して、人工衛星・宇宙機器の構造体や、航空機の運用中の保守検査、自動車など量産品の非破壊検査に適用できる赤外線サーモグラフィーによるアクティブ非破壊検査システムを開発する。