2020.10.20

地域課題を衛星データ利活用で解決するプロジェクトを考えてみませんか?

~衛星データの利活用ワークショップ用のカード型教材を作りました。ワークショップ主催者に無償提供します。~

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JAXA新事業促進部は多様な主体とのオープンイノベーションを促進するため、宇宙利活用に係る様々なアイディアソンやハッカソンを開催しているところですが、これまでの経験を踏まえ、地域課題解消のためのアイディア創出を支援する「衛星データ活用事例カード」をNPO法人ミラツクと共同開発しました。

本年8月24日~9月4日に開催した「ふくおか宇宙共創ワークショップ2020~ONLINE TRIAL~」(主催:JAXA、共催:福岡県、後援:九州経済産業局)において本教材を利用し、アイディエーション支援についての有用性とオンラインワークショップでも利用可能であることを検証しました。

本教材を、より使いやすくユーザニーズを反映したものとするため、参加者からのフィードバックをいただくことを条件に、非営利ワークショップ主催者に無償提供いたしますので、ご希望の方は本件窓口までお問い合わせ願います。

 

<参考>「ふくおか宇宙共創ワークショップ2020~ONLINE TRIAL~」参加者アンケート結果

〇今回のワークショップで使用したカードツールは、地域課題解決のアイディア作成において有効と感じましたか?

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〇ワークショップに参加して衛星データを利用して地域課題を解決するイメージは持てましたか?

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〇チームでのアイディア出しについて

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〇ワークショップのアウトプット(最終プレゼン)を今後どのようにしていきたいですか?

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〇オンラインでのビルドアップについて

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衛星データ活用事例カードの例

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<衛星データ活用事例カードリスト>

1. モバイルアプリを活用した空き家の実態調査
2. 商業圏の活性化をサポート
3. ArcGISによる分析をベースとした公園の機能分担マップ作成
4. 位置情報コンテンツと業務アプリケーションの連携
5. AIタクシー/AI 運行バス
6. 高齢者の買い物難民を特定
7. うれしの茶ー衛星画像によって優良産地を特定ー
8. 農産物の生育状況の把握や予測により、最適な収穫時期を見える化
9. ぶどう園で活躍する精密農業
10. 衛星を利用した営農管理システム「AgriLook」
11. 衛星画像を活用した農業情報管理システム「GeoMation Farm」
12. 衛星サービスを統合して穀物生産を最適化
13. 森林の伐採計画や木材を運ぶ林道などの路網計画
14. 違法伐採監視のためのプログラム
15. 森林減少と森林劣化
16. 地域森林資源の持続可能性解析
17. エゾシカの農林業被害のリスク評価
18. 西ナイルウイルス拡散状況・パターンの解明で被害を最小化
19. 漁業向け海況・気象情報サービス「エビスくん」
20. 海流・潮流情報ソリューションサービス
21. 高頻度船舶検出サービス
22. 衛星を活用した災害監視システム
23. 道路・上下水道の安全性監視
24. だいち防災 WEB ポータル
25. 物流・サプライチェーンのリスク調査・管理方法
26. ArcGIS による配電地図情報システムの構築
27. 都市生態系ネットワーク評価システム「UE-NetⓇ」
28. 河川の地表面の変状のモニタリングシステム
29. 安全な都市に向けて道路の隠れた危険箇所を探し出す
30. 太陽光発電の発電量の推定、予測
31. 風力発電設備設置に関する支援サービス
32. 不法投棄監視システム
33. ひまわり8号から大気浮遊物質の推定を行う
34. 人工衛星を利用した地上絵の制作「だいちの星座」プロジェクト
35. 衛星データで体験学習プログラム
36. 衛星測位を用いたプロのコース取り情報の活用

<参考>■『ふくおか宇宙共創ワークショップ2020~ONLINE TRIAL~』

主催:JAXA

共催:福岡県

後援:九州経済産業局

協力:株式会社QPS研究所・Tellus/さくらインターネット株式会社・株式会社天地人・一般社団法人Code for JAPAN・NPO法人ミラツク

参加者:8チーム計41名(九州管内企業・団体・大学・自治体等)

スケジュール(敬称略):

Day 1 2020年8月24日(月)14:00~17:00[ファシリテーター:NPO法人ミラツク 代表理事 西村勇哉]

〇イントロダクション、ワークショップに向けたマインドセット

〇事例紹介①

「衛星データで地域活力を創造する~ポテンシャル名産地発掘プロジェクト~」[株式会社 天地人 取締役 百束泰俊]

〇事例紹介②

「日本発の衛星データプラットフォームTellus(テルース)について」[さくらインターネット株式会社 xData ALLIANCE Project シニアプロデューサー 山﨑秀人]

〇人工衛星データの概要・使い方紹介[JAXA J-SPARCプロデューサー 平松崇]

〇アイディエーションの考え方、カードの使い方の説明

〇各チーム内で自分たちの抱える課題に近いカードを選択し、解決策についてディスカッション

〇まとめ

 

Day1~Day2の間に各チームでグループワーク実施(JAXA職員によるオンラインでのメンタリング実施)

 

Day 2 2020年9月4日(金)9:30~11:30[ファシリテーター:NPO法人ミラツク 代表理事 西村勇哉]

〇各チームからのプレゼンテーション(各チーム5分×8チーム)

〇講評[JAXA SAOC 主任研究開発員 松尾尚子]

〇今後に向けたヒント①

IT技術を活用した地域課題解決のすゝめ[一般社団法人Code for JAPAN 理事/Code for Saga 代表 牛島清豪]

〇今後に向けたヒント②

九州から、小型衛星群による準リアルタイムデータ提供サービス[株式会社QPS研究所 代表取締役社長 大西俊輔]

〇終わりの挨拶[福岡県商工部新産業振興課長 見雪 和之]

 

 

問い合わせ窓口:

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 新事業促進部 中西

e-mail: jichitai@ml.jaxa.jp