2018.04.27

東京大学との「きぼう」の利用拡大に向けた連携について

JAXAは、東京大学と新たにISS・「きぼう」日本実験棟を最大限活用するための
具体的な連携協力協定を締結することで合意しました。

本協定では、
1.超小型衛星放出、2.船外を利用した軌道上実証、3.有人宇宙施設運用の遠隔操作化・自動化に向けた取組みを行い、
新たな案件が出てきた場合にも内容を追加できる枠組みとしました。

これにより、東京大学の最先端の研究、人材育成機能と
JAXAが培った有人宇宙技術のノウハウや知見を組み合わせ、
技術革新や国際貢献を推進しようとするものです。

この連携協力の第一弾として、
中須賀・船瀬研究室で開発・実証した超小型衛星の技術をベースとして
アフリカ等の宇宙新興国の水質管理等の実利用に活用すべく、
ルワンダ政府関係機関と共同で超小型衛星を製作し、
「きぼう」から放出を行う検討が進んでおります。

詳細は、以下のHPをご覧ください。

http://www.jaxa.jp/press/2018/04/20180426_kibo_j.html