高度な5軸加工の技術を武器に
様々な衛星用部品を手掛ける
原田精機は航空・宇宙・防衛分野の開発業務を行う企業として、2007年に母体となる原田精機工業から分離・独立して設立された。社員22人は全員、原田精機工業と兼務である。
母体となった原田精機工業はもともと自動車分野用の専用機のメーカーで、次第に試作にも進出、5軸同時加工などの高度な切削加工を得意としており、原田精機もその技術を生かして人工衛星用部品の筐体や駆動体を中心に様々な部品の加工を手掛けている。
現在、原田精機と原田精機工業を合わせグループ全体の売り上げは約6億円。宇宙機器事業の売り上げ比率は35%を占める。
現在は宇宙分野への進出を図る浜松地域の企業の力を結集して、ローバー(惑星探査用車両)や超小型衛星、宇宙用小型望遠鏡などの開発にも挑戦している。
原田精機株式会社
INTERVIEW
インタビュー
衛星の部品構造から始め
ローバーや超小型衛星などの
開発にも挑戦しています
社長
原田浩利